ディアウォール中間ジョイントとは、
2本のツーバイ材を連結して1本の支柱に出来る『ジョイント』のことで、使用メリットは、短い木材は連結してお好みの長さに使用できたり、ホームセンターで購入の際、長い木材はカットすれば自家用車での持ち運びもOKです。
木材を包み込む形状でしっかりネジ固定できます。
「ディアウォールで支柱を作り、飾り棚をDIYしたいと思います。しかし、我が家には余ったツーバイフォー材が何本もあり、余った短い2本のツーバイフォー材を連結して1本の支柱に使えないものかと思案していますが、何かアイディアありますか?」
「ディアウォールで支柱用の長いツーバイフォー材が必要なのに、自家用車に入らずにホームセンターから自宅に持ち帰れない!」
「中間ジョイントを使用したときと使用しないとき、どちらが強度がありますか?」
Answer:垂直方向では基本的には同等です。(メーカーより)
ディアウォールは垂直取付が条件なので、垂直方向の強度が重要です。
とか疑問や悩みがある方に『ディアウォール中間ジョイント』をご紹介します。
大阪府東大阪市にあるメーカーの若井産業株式会社IH営業部さんから、ディアウォール専用の中間ジョイントが販売されています。
今回は、『ディアウォール使い方の基本情報』の続編として、『ディアウォール専用中間ジョイントの使い方』をご紹介します。
関連記事 1
『ディアウォール使い方の基本情報』をご覧ください。
『ディアウォールの使い方!棚作りの前に知っておきたい4つの基本とは?』
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『ディアウォール棚受け』の関連記事をご覧ください。
正しいディアウォール棚受けの使い方!!が分かります。
『ディアウォール棚受け!簡単におしゃれに強度アップの方法とは?』
この記事で分かること
ディアウォール専用中間ジョイントとは
ディアウォール専用中間ジョイントの使い方
ディアウォール専用中間ジョイントの種類
工業デザイン業を営む筆者が、『ディアウォール』があれば、とても簡単におしゃれに壁や天井を傷つけずに、賃貸でもDIYができる方法について、今回は、基礎編の『ディアウォールの中間ジョイント』に特化してお話いたしますので、どうぞご覧下さい。
中間ジョイントの使い方は長さと強度に注意!
ディアウォール中間ジョイントとは?
2本のツーバイフォー材を連結して1本の支柱に出来るABS樹脂製成型品で、木材を包み込む形状でしっかりネジ固定できるのが『ディアウォール専用の中間ジョイント』です。
どんな場合に必要か?
●例えば、自宅に余った端材のツーバイフォー材は『ディアウォール専用の中間ジョイント』で連結してお好みの長さで、ディアウォール支柱に再利用できます。
●例えば、ディアウォールの支柱に使うツーバイフォー材はホームセンターで購入の際、長い場合は自家用車に入らず持ち帰りが難しい!!そんな時はカットすれば軽自動車でも持ち運びもOK。自宅に持ち帰り『ディアウォール専用の中間ジョイント』で1本の支柱として使えます。
このような困った時に使えます。
どんな使用条件があるのか?
ディアウォール支柱は最大2分割まで、端材の長さは120㎜以上で、支柱状態で3m以下で使いましょう。
では、詳しく説明します。
一般的に、詳しい使い方は商品パッケージや付属の取扱説明書に記載されています。
ディアウォール中間ジョイント場合
使い方は本体同様に商品パッケージ裏面に詳細に解説されています。
例として、
下図のディアウォールR(2×4材用)の裏面説明図を基に補足しながらすすめます。
では、上図のパッケージ裏面説明の上段【ご使用の前に、下記の説明を必ずお読みください】 から説明します。
1) 特長 について
この項目での補足は?
2本の木材を連結
短い木材は連結してお好みの長さに連結。
長い木材はカットすれば自家用車で持ち運びもOK。
しっかり固定
木材を包み込む設計でしっかり固定できます。
頭部着色ねじ付き
棚受けに合わせた色の着色ねじが付いていて、固定後も目立ちにくいです。
2) 使用方法 について
この項目での補足は?
上図のディアウォール R パッケージ裏面を項目別の拡大図で表示します。
①支柱の用意、長さについて
ディアウォール R パッケージ裏面拡大図
①ツーバイフォー材を用意します。連結後の長さが天井高さから 45㎜短くなるようにしてください。
(パッケージ裏面説明書)
と説明図にありますが連結後の長さが天井高さから、40㎜ 短くカットした木材を用意します。
これは、ディアウォールのディアウォールRタイプディアウォールSタイプの場合と同じです。
材料調達の順番など詳しく記載してますので、関連記事1をお読みください。
関連記事1
『 ディアウォールの使い方!棚作りの前に知っておきたい4つの基本とは? 』
連結位置はお好みの位置に設定していただけますが、本品がディアウォール本体と干渉しないように切断したツーバイフォー材はそれぞれの長さが120㎜以上になるようにしてください。
(パッケージ裏面説明書)
注意事項
1. 連結位置はお好みの位置に設定できますが、本品がディアウォール本体と干渉しないよう切断したツーバイフォー材はそれぞれの長さが120mm以上になるようにしてください。
2. 一般住宅の天井高さを超える箇所には使用しない。
使用高さは3m以下(長さが3mを超える場合はご使用になれません)
3. 付属のねじ以外は使用しないこと。
4. 本品の使用にはツーバイフォー材と2×4材専用ディアウォール(いずれも別売)が必要です。
5. 材料取りで、先に必要な長さに切ったツーバイフォー材をさらに切断すると、のこぎり等の刃の厚みによって合計長さが必要な長さよりも短くなります。
材料取りでは、ノコギリで切断する場合、切代として2㎜(木くずになり無くなる分)は必要なので、これを基準値として考慮しましょう。
今回のツーバイ材の一般的な長さは、4F(1219mm)、6F(1828mm)、8F(2438mm)、10F(3048mm)、12F(3658mm)があるので、材料取りをしてみましょう。
②本体位置調整
ディアウォール R パッケージ裏面拡大図
②2本のツーバイフォー材を真っ直ぐに揃え、本体を1つかぶせます。その後、接合部が正面中央の窓から見えるように位置を調整してください。
(パッケージ裏面説明書)
接合部の真ん中に中間ジョイントを設置するための位置合わせです。
③ネジ固定
ディアウォール R パッケージ裏面拡大図
③ねじ穴のある側面をツーバイフォー材に押し当てながら本体正面の4つの穴に付属のねじを留めつけます。このとき、ツーバイフォー材同士が離れないようにしっかり押さえてください。
(パッケージ裏面説明書)
④裏側ネジ固定
ディアウォール R パッケージ裏面拡大図
④ツーバイフォー材を裏返し、図のように両端にディアウォールをはめてから、②③と同様に本体を取り付けます。
(パッケージ裏面説明書)
両端にディアウォールをはめてから水平に取り付けます。
ツーバイ材が中間ジョイントと水平にならないと、支柱として立てた時、支柱が直線(垂直)にならずにジョイントから曲がってしまいます。
強度に影響しますので、この部分は重要です。
⑤側面ネジ固定
ディアウォール R パッケージ裏面拡大図
⑤本体側面に各2本、付属のねじを留めつけます。
(パッケージ裏面説明書)
⑥立ち上げ
⑥ディアウォールの使用方法にしたがってツーバイ材を立ち上げてください。
(パッケージ裏面説明書)
通常のディアウォールと同様に支柱として使えますので、
後は、ディアウォールの使用方法に準じてください。
詳しく知りたい方は、
『ディアウォール使い方の基本情報』の関連記事1をご覧ください。
関連記事 1
『ディアウォールの使い方!棚作りの前に知っておきたい4つの基本とは?』
ディアウォール中間ジョイントの種類は2タイプ
形状は?
ディアウォール本体パッドのRレギュラータイプ 2×4材専用
ディアウォール本体パッドのSシンプルタイプ 2×6材専用
ディアウォール中間ジョイントのカラーは?
ホワイト、ライトブラウン、ダークブラウン、ブラックの4色を揃えています。
スペックは?
ディアウォール本体パッドのRレギュラータイプ 2×4材専用
●セット内容:本体2個/セット、ねじ12本
●サイズ:約幅102×奥行45×高さ118mm
●材質:本体/ABS樹脂、ねじ/スチール
●中国製
ディアウォール本体パッドのSシンプルタイプ 2×6材専用
●セット内容:本体2個/セット、ねじ12本
●サイズ:約幅149×奥行46×高さ70mm
●材質:本体/ABS樹脂、ねじ/スチール
●中国製
2×4ディアウォール中間ジョイント
2×4ディアウォール中間ジョイント
以上です
まとめ
ディアウォール中間ジョイントの使い方に特化した記事でした。
今回は、『ディアウォール使い方の基本情報』の続編として、『ディアウォール専用中間ジョイントの使い方』をご紹介しました。
『ディアウォール中間ジョイント』は、
自宅の余った短いツーバイフォー材で、連結してディアウォール支柱に再利用したい方とか、ホームセンターで購入の際、長いツーバイ材は自動車で持ち運びが難しいので、ディアウォールの棚DIYを諦めかけている方などの『困った!!』にお答えする商品です。
私の場合、長いツーバイ材10フィート(3050㎜)くらいなら、ホームセンターの車を借りて運んでしまいますけど。
困っている方は、是非ともご利用して、ディアウォールの棚DIYを諦めることがありませんように願っています。
ディアウォール支柱を新規に作り、そこから発展するアイディアがあふれていませんか?
ディアウォール棚や本棚収納・ディアウォール壁やディアウォールテレビ・ディアウォールキッチンなどアイディア次第で夢が膨らみますよね。
だから、
ディアウォールDIYのスタート地点である基本情報はとても重要です。
関連記事
『ディアウォール使い方の基本情報』をご覧ください。
『ディアウォールの使い方!棚作りの前に知っておきたい4つの基本とは?』
関連記事
『ディアウォール耐荷重』についての関連記事をご覧ください。
『ディアウォールの耐荷重を上げる!7つのDIY棚設置とデザインとは?』
DIYであなたのDIY作品に参考になれば幸いです。
では、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
DIYネットサンク代表 ノマー