ディアウォール本棚DIYで一番注意したいことは、強度や耐荷重です。本って結構重くなるので、重たい書籍収納棚の棚受け強度や安定自立した重心位置が大切です。実際に賃貸で設置できる強度や耐荷重を兼ね備えたオリジナルデザインをご紹介いたします。
●ディアウォール公式サイトの『Q&Aよくある質問』を読むと注意事項がいろいろ記載されていますよね。例えば、
『棚板は柱に使用した木材の表面から40㎜以内に収まるように!』
『棚板が木材の表面から40㎜以上になる場合は、棚板に脚を取り付け転倒しないように!』
とかあります。
これを踏まえてディアウォールで本棚をDIYしたいと思っています。
でも参考にネット上でディアウォール本棚の実例を見ると、『棚板は柱に使用した木材の表面から40㎜以内に収まるように!』とあるのに、40㎜以内どころか200㎜以上出っ張っている実例をたくさん見ましたが、これでもいいのでしょうか?強度や耐荷重は大丈夫なのでしょうか?『ディアウォール公式サイト』の棚板の出っ張りが40㎜以内って、ほんのちょっとしか出せないので、大きいサイズ用の本棚の作り方がわからないので困っています。
今回は工業デザイン業を営み、DIY歴17年の筆者が、このようにディアウォール本棚の作り方の疑問やお悩みが解決できますように、また、完成品が転倒防止できますように、オリジナルデザインを例にご紹介いたします。
冒頭のご質問で『棚板は柱に使用した木材の表面から40㎜以内に収まるように!』とメーカーが使用上の注意を記載しているので、地震で転倒倒壊したくなければ守りましょう。
これは重心位置の問題で、物を載せた時、木材表面から40㎜以内は重心が自立安定域なので転倒しませんが、40㎜以上になると重心が自立安定域から外れ転倒域にずれるので不安定になり転倒しやすくなります。
ディアウォールの突っ張る力が負けて天井から抜けて転倒してしまう訳です。
いずれにしても、自己責任で判断して、設置するためにNGな使い方をしないことです。
このオリジナルデザインは別記事の
『ディアウォールの耐荷重を上げる!7つのDIY棚設置とデザインとは?』
に基づく提案品です。
ご提案のディアウォール本棚の作り方は、すごく難しいという訳では
材料コストもかかりますし、側板部分の加工も大変です。
また、オリジナルなのでデザインの好き嫌いもあります。
難しいと思われる方は、「こんな作り方もあるんだな!」程度に参考にご覧いただければ幸いです。
ただし、しっかりと解説したいので、文字説明だけでは分かりにくいため、実際に作れる図面やイラストでご説明いたします。
全ての図面8枚は、まとめてA4サイズのPDFでダウンロードできます。
もしよければダウンロードしてみてください。
ディアウォールで自作する本棚は、市販品では決して満足できないデザインや寸法サイズで、あなた独自の本棚を作ることができます。
十分な耐荷重を得られ、賃貸住宅にもおすすめできるデザインとなります。
また、予算のご都合もありますから、ご提案品のディアウォール本棚の概ねの費用も算出しておきます。
尚、
この記事では、『ディアウォールの使い方』や『ディアウォールの耐荷重』などの基礎知識があると、スムーズに読み進めることができます。
特に、作り方、考え方は『関連記事1』と同じです。
関連記事 1
ディアウォール本棚で壁一面に漫画を収納したい!作り方を図解!
ディアウォールの基本については省略していますので、『ディアウォール使い方』・『ディアウォールの耐荷重』や『ディアウォール棚受け』または『ディアウォール中間ジョイント』って何って思った方は、関連記事を是非ともお読みください。
関連記事 2
『ディアウォール使い方の基本情報』をご覧ください。
『ディアウォールの使い方!棚作りの前に知っておきたい4つの基本とは?』
関連記事 3
『ディアウォール耐荷重』についての関連記事をご覧ください。
『ディアウォールの耐荷重を上げる!7つのDIY棚設置とデザインとは?』
関連記事 4
『ディアウォール棚受け』の関連記事をご覧ください。
正しいディアウォール棚受けの使い方!!が分かります。
『ディアウォール棚受け!簡単におしゃれに強度アップの方法とは?』
関連記事 5
『ディアウォール中間ジョイント』についての関連記事をご覧ください。
正しいディアウォール中間ジョイントの使い方!!が分かります。
『ディアウォール中間ジョイントの使い方とは? 長さと強度に注意!』
では、ディアウォールSの専用木材 2×6(ツーバイシックス材)で作る 2 6 ディアウォール本棚の作り方をご紹介します。
2×6 ディアウォール本棚のDIY!作り方は簡単じゃないから図面付き!
ご提案させて頂きますディアウォール本棚はこれです。
本棚の完成予想図からご覧ください。
【本棚の完成予想図】
続いて、本棚完成品の意匠図面です。
【№1 ディアウォール本棚図面 意匠図】
3連7段式直立書架タイプ
W 1810㎜
(38+550+38+550+38+550+38)+8
D 280㎜(140+140)
H 2450㎜(想定天井高)
このイラストと図面で順次ご説明いたします。
(1)ディアウォール本棚コンセプト
1.ディアウォール本棚の強度・耐荷重を上げられるもの。
記事『ディアウォールの耐荷重を上げる!7つのDIY棚設置とデザインとは?』を実践したもの。
2.ディアウォールアジャスターを使い自立安定するもの。
3.ディアウォール本棚は壁を傷つけないので賃貸物件で作れるもの。
4.ディアウォール本棚を自作DIYできるもの。
5.ディアウォール本棚の幅は、側板厚み=38㎜・棚板幅=550㎜とする。
ご自宅スペースに合わせて幅寸法が選択できるもの。
1連~6連
1連(38+550+38)626㎜
2連(38+550+38+550+38)1214㎜
3連(38+550+38+550+38+550+38)1802㎜
今回はコレ!!
4連(38+550+38+550+38+550+38+550+38)2390㎜
5連(38+550+38+550+38+550+38+550+38+550+38)2978㎜
6連(38+550+38+550+38+550+38+550+38+550+38+550+38)3566㎜
6.拡大・拡張できるように、
例えば?
●ディアウォール棚列が容易に増設できるもの。上記5.のようなもの
●ディアウォール本棚の中棚下に引き出しが付けられるように(別記事で)
●ディアウォールデスク(机)が横付けできるもの。(別記事で)
●『ミニ書斎一畳』の書斎本棚に発展できるもの。(別記事で)
(2)デザイン要素、2×6 ディアウォールの大きさ(W・H・Dサイズ)
2 6 ディアウォール本棚とは、ディアウォールSの専用木材 2×6(ツーバイシックス材)W140 × t 38(㎜)で作る本棚です。
① 2×6 ディアウォール本棚の高さ寸法
ディアウォール本棚は天井部分まで収納高さが可能になり、市販品にはないあなた独自な本棚になります。
実際に本を収納する際には、ご自分の本の高さサイズを考慮しながら、棚板の間隔を決め、段数を割り出します。
大きく重い書籍は最下段に、小さく軽いA6判(文庫版)(H148×D105mm)や新書判は上段収納にするとディアウォール本棚は重心が安定します。
提案デザインでは室内の天井高2450㎜設定で、ディアウォール本棚の総高さは2450㎜となります。
収納書籍サイズの基準を大きいサイズのA4判(H297×D210mm)とB4判(H364×D257㎜)に設定し、棚板はすべて固定棚となります。
棚板固定はL金具ブラケットを棚板下面から支柱に固定します。
固定棚にする理由は、4本のディアウォール支柱を棚板で繋いて、4本の支柱をすべて一体化させて強度を付けるのが目的です。
② 棚柱・ブラケットは使わない
棚柱・ブラケットによる可動棚方式は仕様条件が合わないし、4本の支柱同士を繋げないと、強度が出ないので今回は使用しません。
棚柱・ブラケットは簡単でいいのですが、2本の棚柱の取り付け面が一体で、固定されている面に固定されていないと、棚板がぐらつきますのでご注意ください。
よほどのことがない限り、一度設置した棚板を移動することはないと思うので、棚板を可動式にする必要はありません。
デザイン設計段階で、自分の書籍類を調べ、本棚の棚の高さから棚の段数を決めるので、固定棚で強度を付けた方が良いです。
③ ディアウォール本棚の幅寸法
全体サイズW1810㎜(中棚寸法含み)
(いずれ、ディアウォール デスクを作り、畳一畳分の書斎を作る時の収納本棚に利用するつもりです)
棚板の強度は奥行(D)が大きい程強くなりますが、幅寸法(スパン)が広くなるに従いタワミ強度は減少します。
また、棚板の強度は厚み(t)が厚い程強くなりますが、木材コストは厚みに比例して高価になります。
つまり、棚板の幅寸法(スパン)は載せる書籍の荷重と棚板の厚みにより変化します。
2×10(ツーバイテン)は厚み38㎜と厚いので、少し長い900㎜スパン程度でも、B4判(H364×D257㎜)の「大型の画集・グラフ雑誌」でもタワミはわずかです。
提案デザインでは、棚板の幅寸法(スパン)は550㎜とします。
棚板の種類は2種類。
(薄い)棚板SPF材:1×10(ワンバイテン材)W235×t19(㎜)
(厚い)棚板SPF材:2×10(ツーバイテン材)W235×t38(㎜)
④ 2×6 ディアウォール本棚の奥行寸法
奥行はD250㎜以上あればよいです。
ディアウォールSの専用木材は2×6(ツーバイシックス材)W140×t38(㎜)。
2本並べると奥行寸法は280㎜なので、ちょうどいいと考えます。
(3)2×6 ディア ウォール 支柱とアジャスター支柱
本棚の側板に当たる支柱について、アセンブリ図面と部品図面でご説明します。
アセンブリ図面とはアジャスター支柱とディアウォール支柱を組み立てた図面です。
部品図面とはアジャスター支柱とディアウォール支柱のそれぞれの2×6材の加工図です。
【№4 ディアウォール本棚図面 支柱アセンブリ図】
【№2 ディアウォール本棚図面 アジャスター支柱部品図】
【№3 ディアウォール本棚図面 ディアウォール支柱部品図】
① 安定自立できる秘訣は、床との接地点は4ヶ所以上
本棚は前後に2か所+2か所の4ヶ所以上接地点があれば自立安定します。
提案デザインではディアウォールS2×6支柱は4本。
各ディアウォールS2×6支柱には、安定させるためにアジャスター取り付け用支柱を追加して、支柱として強度と床接地点を増加しています。
② 2×6 ディア ウォール 本棚 支柱の作り方
【ディアウォール支柱組立図】
作り方は下図の『ディアウォール本棚 支柱組立説明図』①~②~③をご覧ください。
2×6材(W140㎜)と2×6材(W140㎜)を木口面と木口面で固定して一枚のW280㎜の側板支柱を作ります。
2×6材と2×6材を木口面同士で固定するには、木ダボと接着剤で行います。
実はここが一番難しいところです。
アジャスター支柱の加工は、
①上部斜めカット
②前側切り出し加工
③ディアウォール緩衝カキコミ加工。
丸ノコを持っている方はたやすいかもしれませんが、
初心者の方でもノコギリでも時間をかければできます。
いづれにしても、クランプでしっかり2×6材を固定してカットします。
そしてここからが、難所です。
『木ダボ継ぎ』
2×6 アジャスター支柱と2×6 ディアウォール支柱を木ダボΦ10×L60で『木ダボ継ぎ』をします。
要はアジャスター支柱とディアウォール支柱にΦ10×深さ25の穴をあけて、木ダボを差し込み、ボンドで固定するものです。
何故、難所なのでしょうか?
それはそれぞれの支柱のダボ穴が合致しないことがあります。
ダボ穴を合致させる方法はいろいろあります。
おすすめの簡単な方法では ダボマーカーとかダボ穴ガイド などがあります。
私は初心者の頃、便利工具の ダボマーカー(正確な位置のマーキング)や ダボ穴ガイド(正確なダボ穴あけができます)を知りませんでしたので『木ダボ継ぎ』は苦手で失敗ばかりでした。
几帳面に接合組板のセンターや穴あけ位置をケガキ、慎重にダボ穴あけして、本体側からダボ打ちして、組板にボンドを入れ打ち込むのですが、あれれれ!ダボ穴がちょっとずれて入らない!
コツは、垂直に穴をあけることと、組わせる木材同士がずれないように正確にダボ穴をあけることです。
『木ダボ継ぎ』には、ダボマーカー が便利
先ず、
正確な位置のマーキングをするダボマーカーが便利です。
新潟精機メーカーの『木ダボ継ぎ』図が分かりやすいので出典しておきます。
【出典画像:新潟精機 SK マーキングポンチ ダボ用 10mm】
先ずディアウォール支柱にダボ穴を正確に垂直に開け、その穴にダボマーカーを差し込み、アジャスター支柱とダボマーカーをセットしたディアウォール支柱と組み合わせ、押し付けてダボマーカーの先端で凹み跡をつけます。
この転写された凹み跡を頼りに、垂直にダボ穴をあけると、お互いのダボ穴は一致します。
正確に加工するには、部材を作業台やワークベンチにクランプで固定しないとダメです。
下の『Amazonリンクの新潟精機 SK マーキングポンチ ダボ用 10mm』に分かりやすいイラスト付き説明があります。
『木ダボ継ぎ』には、 正確なダボ穴あけができる ダボ穴ガイド が便利
実は、ダボマーカーを使ってのダボ組接合よりもっと簡単にできるのがこれ!
これまで1×6の板を繋ぎ合わせる際にダボマーカー使っていましたが、
これを使うと作業工程が減り、手間がかなり省けて非常に便利です。
おすすめです!安いし、簡単!精度も上クラス! Amazon ベストセラー1位!
『マイルズクラフト(Milescraft) ジョイントメイト ダボ穴あけ』です。
マーキングなしで手軽にでき、簡単に板の中心にダボ穴を開けられるセルフセンターリング機構あり。
ダボジグで、穴あけの正確な位置をガイドできる!
●合板木口同士の平面ジョイント
●天板と側板などのエッジ面と木口のL型ジョイント
●天板と中板などの中央部とエッジ面サーフェスのT型ジョイント
可動式フェンスの採用で正確なダボ継ぎ加工が可能。
6・8・10mmのダボ穴加工に対応。
12mmから30mm板厚対応。
使い方はyoutubeを見て覚えられます。
やはり、正確に加工するには、部材を作業台やワークベンチにクランプで固定しないとダメですね。
『マイルズクラフト(Milescraft) ジョイントメイト ダボ穴あけ』に、ドリル刃やドリルストッパーも入っていて付属品も充実しているのがこちら。
「木ダボ継ぎ」に必要な品一式の収納ケース付きで整理片付けが楽になります。
これがあれば、DIYレベルで正確にダポ穴が開けられ箱組DIYが簡単にできます。
④ 2×6 ディアウォール本棚 支柱の組み立て方
ディアウォール本棚の支柱を組み立てて、設置する前に、棚板受けⅬ金具を予め指定の位置に固定して置きます。
関連記事 1
尚、これ以降の 考え方、作り方、取り付け方 などは同様に詳しくご説明していますので、参考にご覧ください。
ディアウォール本棚で壁一面に漫画を収納したい!作り方を図解!
下図の支柱説明図のようになります。
支柱に棚受けL金具を予め指定の位置に固定します。
左右各1本と中側の2本の合計4本です。
中側2本の支柱最下段の棚受け3は 2×2材t38×W38×L230
4本の支柱は、『L金具棚受け』と『木製棚受け』の異なる2種類で方向性が加わるのですべて違ってきます。
図面で、支柱①~④の4種類の支柱棚受けをご確認ください。
支柱①
【№5 ディアウォール本棚図面 支柱①意匠図】
支柱②
【№6 ディアウォール本棚図面 支柱②意匠図】
支柱③
【№7 ディアウォール本棚図面 支柱③意匠図】
支柱④
【№8 ディアウォール本棚図面 支柱④意匠図】
(4)ディアウォール3連本棚の作り方
1連基本ユニット
ディアウォール本棚の取り付け手順は、
ディアウォール本棚壁一面(漫画収納棚)のシンプルデザインでご説明した通り、
1連基本ユニット(幅寸法626㎜)を床上で2台組み立てます。
2台作って、設置場所に移動して2台を設置しますが、真ん中に棚板分のスペースを開けて、左右に並べます。
左1連基本ユニットと右1連基本ユニットの間に棚板550㎜が入る位置に1連ユニットを動かして微調整します。
棚板で左右の1連基本ユニットをツナギます。
最後に、本棚の最終工程の『中棚の取付方』を参考に、中棚をL金具で取付ます。
本棚壁面設置イメージのように完成します。
さらに拡大図で詳細説明しますと、
上図、『本棚自立安定イメージ』を下から①拡大図、②拡大図、③拡大図のイラストのようになりますのでご理解ください。
このようになります。
全ての図面8枚は、まとめてA4サイズのPDFでダウンロードできます。
もしよければダウンロードしてみてください。
※非常に多忙です。個人用に作ったファイルなのでサポートは基本的にいたしません。
(5)ディアウォール本棚の費用(材料費)
では、図面より材料費を見積もってみましょう。
見積りをするために、すべての材料や部品を箇条書きにしてみます。
材料費は概ね思ったより高くなるのが普通です。
今回の材料はSPF材。
Amazon、楽天、Yahoo などの通販で購入するよりは、お近くのホームセンターへ出向き、実際に現物を見ながらチョイスしましょう。
カッティング作業もホームセンターで、有料でやってもらえます。
パネルソーで簡単に正確に直線切断をしてくれます。
確実に直角にカットしてもらえるので、不安な方は自分でやるより利用しましょう。
SPF材は当たりはずれがあるので、自身でしっかり選びましょう。
選び方はこちらの記事を参考にしてください。
SPF材 関連記事:
『ホワイトウッドとSPF木材って?失敗しない5つの選び方とは?』
1×6材(ワンバイシックス)
2×6材(ツーバイシックス)
2×2材(ツーバイツー)
SPF材の規格サイズ長さなどは、次の記事をひらき、PDFデータの一覧表を無償ダウンロードして、A4印刷したものを見ながら検討してください。
SPF材 関連記事:
『SPF材のサイズ一覧とは?4種類の木材規格サイズ早見表!』
DIYの基本必須工具の関連記事:
ツーバイ材を主材にしたDIY初心者におすすめの必須工具11点をご紹介しています。
DIY初心者におすすめの必須工具11選!実例で使い方をご紹介!
本棚サイズ:W1800×D280×H2450(㎜)
●ディアウォールS ホワイト DWS26W
2×6材用:購入数量4セット
Amazon 参考価格:¥1,628(税込)× 4セット = ¥ 6,512(税込)
●ディアウォール支柱:ディアウォール2×6用
SPF材:2×6(ツーバイシックス材)W140×t38(㎜)
想定室内天井高さ2450㎜
※8F ツーバイシックス材2438㎜仕様 購入数量×4本
加工必要長さ=2450ー40=L2410(㎜) 数量4本
長さ 8F(2438㎜)から加工
(加工カットをホームセンターにお願いすると1カット30~50円程度)
【8F】 = ¥1155(税込)(参考:ジョイフル本田)
参考価格 ¥1,155(税込)× 4本 = ¥ 4,620(税込)
(ホームセンター加工カットの場合)
¥50(税込)× 4本 = ¥ 200(税込)
●アジャスター用支柱
SPF材:2×6(ツーバイシックス材)W140×t38(㎜)
※8F ツーバイシックス材2438㎜仕様 購入数量×4本
加工必要長さ=L2410ー100=2310(㎜) 数量4本
長さ 8F(2438㎜)から加工
(加工カットをホームセンターにお願いすると1カット30~50円程度)
【8F】 = ¥1155(税込)(参考:ジョイフル本田)
参考価格 ¥1,155(税込)× 4本 = ¥ 4,620(税込)
(ホームセンター加工カットの場合)
¥50(税込)× 4本 = ¥ 200(税込)
※その他のカットは自分でする
●木ダボΦ10×L40
Amazon 参考価格 ¥243(税込)20本入り
¥243(税込)× 2 = ¥486(税込)
●棚板(薄い板)
SPF材:1×10(ワンバイテン材)W235×t19(㎜)
※8ftワンバイテン材2438㎜仕様(2435÷550≒4.4)購入数量×4本
板取=1本から4枚取り
加工必要長さ=L550 数量15枚
【8F】= ¥2,068(税込)(参考:ジョイフル本田)
参考価格 ¥2,068(税込)× 4本 = ¥ 8,272(税込)
(ホームセンター加工カットの場合)
¥50(税込)× 15本 = ¥ 750(税込)
●棚板(厚い板)
SPF材:2×10(ツーバイテン材)W235×t38(㎜)
※8F ワンバイテン材2438㎜仕様(2435÷550≒4.4)購入数量×1本
板取=1本から4枚取り
加工必要長さ=L550 数量3枚
【8F】= ¥2,310(税込)(参考:ジョイフル本田)
参考価格 ¥2,310(税込)× 1本 = ¥ 2,310(税込)
(ホームセンター加工カットの場合)
¥50(税込)× 3本 = ¥ 150(税込)
●棚受け1:2×6材用L金具 40個
DIY2×4 ツーバイフォー材用金具L字 6バイ用 【20個入】
Amazon 【YAHATA】¥ 3,789(税込)
参考価格 ¥ 3,789(税込)× 4梱包 = ¥ 15,156(税込)
棚受け金具の別案
2×6材用L金具は手軽で使いやすく強度が出易いですが、数量が多いと高額になります。
最下段棚受け3の2×2材t38×W38 L230㎜の棚受けに変える手もあります。
長さ 3F(910㎜)から加工すると、910/230=3.95
これだと4本取れないので、少し短くしたL220㎜にします。
910㎜/220㎜ ≒4.09→4本取り 長さ3F(910㎜)1本から4本取れるので
長さ3F(910㎜)のすべて棚受けを2×2材に替えた場合の必要本数は、
42/4 =10.5 ですから 11本(長さ 3Fは11本必要)
よって別案の材料費は
【3F】 = ¥298(税込)(参考:コメリ)
参考価格 ¥298(税込)× 11本 = ¥3,278(税込)
(ホームセンター加工カットの場合)
¥50(税込)× 42(切断) = ¥ 2,100(税込)
合計 ¥3,278 + ¥ 2,100 = ¥ 5,378(税込)
別案にすると
¥ 15,156 - ¥ 5,378 = ¥ 9,778(税込)
¥ 9,778(税込)安くなる
目的は同じでも、材料よって費用は変わってきますので工夫しましょう。
●中棚
SPF材:2×4(ツーバイフォー材)W89×t38(㎜)
※6F 1820㎜仕様 数量1本
【6F】= ¥328(税込)(参考:ジョイフル本田)
Amazon 参考価格:¥328
※カットは自分でする
●棚受け2:2×4材用L金具 6個
DIY2×4 ツーバイフォー材用金具L字 2バイ用 【20個入】
Amazon 【YAHATA】¥ 1,700(税込)
参考価格 ¥ 1,700(税込)× 1梱包 = ¥ 1,700(税込)
●棚受け3:2×2材t38×W38 L230 × 2
長さ 3F(910㎜)から加工
(加工カットをホームセンターにお願いすると1カット30~50円程度)
【3F】 = ¥298(税込)(参考:コメリ)
参考価格 ¥298(税込)× 1本 = ¥298(税込)
(ホームセンター加工カットの場合)
¥50(税込)× 2本 = ¥ 100(税込)
●棚受け3固定ネジ 4本
スリムビス 半ネジ 3.8×L65
参考Amazon:ステンレス 軸細 コーススレッド (呼び径d) 3.8 x (長さL) 65mm (フレキ / 半ネジ ) [ SUS410 ] (80本入) 【ダイドーハント】
参考価格 ¥798 (¥10 / 本) × 1梱包 = ¥ 798(税込)
参考価格 ¥10(税込)× 4本 = ¥ 40(税込)
●アジャスター
【プラパート】A400-40M10 黒
PLA-PART フェルトアジャスター M10 Φ32 数量4
Amazon 参考価格:¥235 (4ヶ入り)
●アジャスターベース
AD-555 M10 Φ28 数量4
Amazon 参考価格:¥88
参考価格 ¥88(税込)× 4ヶ= ¥ 352(税込)
●棚受け1・棚受け2/棚板固定ネジ 約300本
トラス頭タッピングネジ ステンレス M4×16
Amazon:TRUSCO(トラスコ) トラス頭タッピングねじ ステンレス M4×16 60本入
参考価格 ¥777 (42%)¥444
参考価格 ¥777(税込)× 5梱包 = ¥ 3,885(税込)
●棚受け3固定ネジ 4本
スリムビス 半ネジ 3.8×L65
参考Amazon:ステンレス 軸細 コーススレッド (呼び径d) 3.8 x (長さL) 65mm (フレキ / 半ネジ ) [ SUS410 ] (80本入) 【ダイドーハント】
参考価格 ¥798 (¥10 / 本) × 1梱包 = ¥ 798(税込)
参考価格 ¥10(税込)× 4本 = ¥ 40(税込)
●棚板固定ネジ(2×2材棚受け部) 4本
スリムビス 半ネジ 3.3×L40
参考Amazon:ステンレス 軸細 コーススレッド (呼び径d) 3.3 x (長さL) 40mm (フレキ / 半ネジ ) [ SUS410 ] (160本入) 【ダイドーハント】
参考価格 ¥798 (¥5 / 本) × 1梱包 = ¥ 798(税込)
参考価格 ¥5(税込)× 4本 = ¥ 20(税込)
合計参考価格≒¥ 34,146となります。
細かい割には、参考価格なので目安としてください。
(ホームセンター加工カット料金¥1300を含んでいます)
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まとめ
2×6 ディアウォール本棚をご紹介しました。
2×6 ディアウォール本棚アジャスタータイプはイラストとダウンロード可能な制作図面によりお伝えしました。
興味のある方はダウンロードしていただければと思います。
DIYであなたのDIY作品に参考になれば幸いです。
では、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
DIYネットサンク代表 ノマー